◇◆編集部トレンド◆◇ 「P.style.wedding 吉田美江さん」を取材!
P.style.weddingの吉田美江さんとpartycreation編集部の対談の取材レポート②のご紹介です。
吉田さんはコンセプトウェディング、地球に優しいエシカルウェディング、屋外で行うアウトドアウエディング、
レストランウエディングなど、場所を選ばないオリジナルウエディングの提案を続けられ
広島、東京、沖縄を拠点に全国で様々なウェディングを手掛けています。
本日も吉田さんが手掛けられたオリジナルウエディングについてのお話を伺いたいと思います。
P.style.wedding 吉田さん
今日は弘法大師が開いたといわれる広島県にある今高野山の参道、
170年続くお寺の宿坊(しゅくぼう)をリノベーションした情緒あふれる和風カフェでの結婚式のお話を
したいと思います。結婚式当日は、挙式は広島東照宮で神前結婚式をあげられ、披露パーティーは宿坊カフェ
の福智院で開催されました。宿坊カフェの福智院の入口はお二人の希望もありオリジナルのお二人の名前入り
の暖簾(のれん)をかけてお二人とゲストをお迎えするところから始まりました。
福智院の中に入ると、緑あふれるお庭が広がります。
挙式は外式で神前式をあげられましたが、花嫁さまの夢だったお父様とのバージンロードを歩きたいと
いうお気持ちを叶えるため、お庭で小さな人前式をしました。
装飾は、和風の建物と緑溢れるお庭の雰囲気を活かしながらアンティークナチュラルの家具とあわせて
コーディネートしました。
女性のゲストにはお花のウエルカムヘッドパーツをご用意してヘアにつけていただきました。
女性のゲストの皆さんは、見た瞬間からテンションがあがり、どれにしようかなぁと悩みながらも楽しんで
選んでいらっしゃいました(笑)
今回の拘りは170年続く古きよきものを今の時代に融合させていく結婚式。
和風の宿坊の雰囲気を残しながらも、お二人のメイン席は和とアンティークを組み合わせながら作りました。
テーマカラーは「カラフル」。
メインテーブルは古きよき雰囲気×カラフルで仕上げていきましたが、ゲスト席は背伸びをせずに
お食事のスタイルの雰囲気に合わせてこげ玉とすずらんでコーディネートしました。
お食事は、座敷スタイルの座卓やテーブルに合う雰囲気並びに、コロナ対策でおひとりおひとりお重の
スタイルで提供しました。ゲストの皆さんはお食事が始まるまでワクワクしながら過ごされていました。
実は私が結婚式づくりで大切にしていることがあります。
過去P.style.wedding で結婚式をお手伝いした卒花&花婿さんとリアル花嫁さん&花婿さんを結びつける
ことです。今回は、この宿坊のお近くで「神田米」のお米を作られている新郎新婦さんにお米の提供と土
鍋で炊いて頂くお願いをし、お食事のごはんを提供してもらいました。
リアル新郎新婦さんも幸せのご縁のバトンパスお喜びになられていました。
partycreation編集部
素敵な事例をご紹介いただきありがとうございました!
オリジナリティ溢れたプランニングばかりで、新郎新婦さまだけでなくゲストの皆さんも唯一無二の体験が
できた結婚式でしたね。
最後に吉田さんへお伺いしたいのですが、吉田さんはお客様のニーズや想いを大切にされる結婚式を創り上
げていますが、最近、新郎新婦さまから要望が上がってきているトレンドのスタイルやカラーはありますか。
P.style.wedding 吉田さん
最近はコロナの心理上の影響なのか否かはわかりませんが、
スタイルはナチュラルやシャビ―な傾向から上品な雰囲気へニーズが変化していると感じています。
色はグリーン・白からカラフルの希望が高まってきていますね。
吉田美江さんプロフィール