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ホームパーティー  おもてなしの演出(4)

テーブルコーディネート • 2021/12/24 • Written by: mari ono

◇◆豆知識◆◇ HOME PARTY 〜おもてなしの演出(4)~

今日のお話はパーティーの演出について第4弾!

■料理 〜盛り付けのポイント~■


視覚から入ってくる情報の多さを考えても、料理の盛り付けの綺麗さは大切なポイントです。

特に全体のカラーバランスを考えることは、食欲を刺激し、料理を美味しそうに魅せてくれます。

料理をおしゃれに美味しく見せてくれる色は、「赤・黄・緑・白・黒」と言われています。

この5色をバランスよく取り入れることで、見た目にも美味しい盛り付けになります。

 

食べ物の色は、野菜の色に多い「赤・黄・緑」、「白・黒」はご飯やパンなどの炭水化物、豆腐。

ごまなどに「黄」の薄い色のクリーム系の色合い、焼き物や揚げ物などに多い「橙」の暗い色である「茶」などです。

色のバランスが悪い時には、例えば少量でも、ソースや付け合わせなどで色を追加したり、和食などの地味な色合いの料理には、三つ葉やインゲンなどの鮮やかな緑を添えるなどしてみると、美味しそうな一皿に変わります。

また食器の色や柄なども、色数としてカウントできるので、食器の色合いにも気を配ると良いでしょう。

 

色バランス


■盛り付けテクニック■


 

1:立体感を出す

こんもり高さをつけた立体感のある盛り付けは、すっきりと綺麗に見えます。

具材を後乗せすることで、アクセントをつけることも可能です。

また炒め物やあんかけ料理のような、高さの出にくい料理には、トッピングにハーブや白髪ネギなどを使用するなどして、メリハリのある立体感を作ることもできます。

 

2:お皿の余白を利用する

お皿に盛り付ける上で、一番失敗しやすいのが、ボリューム感の出し方です。

基本的に器に対して 3分の1から2分の1 のスペースを残すことがポイントです。

余白によってお皿の上での「スペース(間)」が生まれ、メインになるお料理そのものが強調されて主張できる一皿になります。料理を中心に寄せて縁を作ったり、器上の対角線に置いてそれぞれを強調させたりして器の余白を意識してみましょう。

 

3:形と配置

大きいものと小さいもの、短いものと長いもの、高いものと低いものなど、対照的なものの組み合わせや、反対のものを組み合わせることで、リズム感が生まれます。

例えば、四角い器には、丸いものを配置したり、丸く盛り付けます。

また逆に丸い器には直線的なものや、角のものを盛り付けると、メリハリの効いた盛り付けになります。

 

4:デコレーション

最後の仕上げとしてのデコレーションは、おもてなし感がアップするポイントになります。

ドリンクに飾り切りのフルーツを添えてみたり、ミントやハーブなどを浮かべてみたりするだけでも、見た目華やかになります。またデザートなども市販の作られたものを利用して、ソースでデコレーションしたり、フルーツを加えたり、ちょっとしたことで印象が変わります。

 

立体感

 

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mari ono

大手アパレルメーカーにてブランドの企画・マーケティング・生産を担当。 色に興味を持ち、カラーコーディネート・パーソナルカラー・カラーセラピーの資格を取得。 テーブルコーディネート・フードコーディネートを学んだ後、食空間コーディネートを手掛ける。 現在は、ワールドサービスに所属し、全国200以上のラグジュアリーホテル・ゲストハウスの目的にあわせた空間コーディネートを企画、導入した実績をもつ。 またパーティーに必要不可欠なテーブルクロスなどのテーブルリネン類、食器・家具など、オリジナルアイテムの開発製作に携わる。 その他、雑誌のテーブルコーディネート、展示会の空間演出・一般パーティーやイベント演出なども手掛けている。
2006年度 東京ドーム・テーブルウエア大賞 〜優しい食空間
テーブルコーディネートコンテスト 大賞・経済産業大臣賞受賞 他、受賞多数
日本野菜ソムリエ協会・パーティースタイリスト養成講座 認定講師 「食のおもてなし・演出」担当

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