◇◆豆知識◆◇ HOME PARTY 〜おもてなしの演出(2)~
今日のお話はパーティーの演出について第二弾!
■料理 〜メニューの立てかた~■
感性を豊かに、五感を研ぎ澄ませながら、おもてなしの演出のヒントとすることは大切なことですが、実際にゲストをお招きするときに、誰もが悩むポイントは「お料理のメニュー構成」です。
どんな料理メニューにするかは、ゲストの満足度にも大きく影響します。
今回はおもてなしのテクニックの一つとして、メニュー構成を考える時のポイントをお伝えします。
■メニュー構成のポイント■
メニューを考えるとき、まずはどんなお料理でも「五味五法」を意識してみてください。
五味五法のポイントを取り入れることで、バランスの取れたメニューになります。
◉五味・・・味のポイント (甘味・苦味・塩味・旨味・酸味)
◉五法・・・調理法 (生・煮・焼・揚・蒸)
1:お出迎えのタイミングには冷めても美味しいアミューズを
あらかじめ開始の時間が決まっていても、到着の時間がゲストによってまちまちの可能性もあります。
そんな時に活躍するのが、冷めても美味しいお料理。食べるタイミングを考えて時間を逆算しながら調理しなくても良いのは、ホストにとっても魅力的です。
2:冷製料理
お出迎え時のバタバタしている際には、火を使わずさっとお出しできるものが重宝します。
カルパッチョや冷静スープ、サラダなどを1皿目としてお出しします。この際注意しなければならないのは「冷めている」のではなく、「冷やした」ものであることです。
盛り付けまでの完成に近い形で冷蔵庫でしっかり冷やします。
3:温製料理
煮込み料理、シチューなど前日から仕込むこともできる温製料理は、直前に温めるだけでホームパーティーには向いています。
焼き物などは調理の時間もかかる上、それぞれの焼き具合や温度の違い、お出しする際に時間差が出てきてしまうなど、いろいろな点からも、煮込んだお料理は向いています。
4:炭水化物
お腹にしっかりたまるものがあると、「食べた満足感」が違います。
品数を多く作って、仕込みに追われないためにもパスタやご飯メニューを取り入れましょう。
パスタは、ソースや具材によってバリエーションが豊富になり、洋風・和風など味付けも自由に対応できる点が便利ですし、応用編としてサラダ仕立てにしたり、グラタン風、スープ仕立てなど種類によって、違う印象にもなります。
またご飯は、炊き込みご飯やパエリア、手毬寿司など、まとめて作ることができて、ホームパーティーメニューに向いています。
5:締めくくり料理
料理の後に欠かせないのがスイーツやコーヒー、食後酒などです。食後に甘味を取ることで、満腹感を感じる為、パーティーの締めくくりには欠かせないメニューになります。
手作りのスイーツなどを用意しなくても、市販のものにフルーツを添えたり、デコレーションソースで盛り付けたりするだけでも、十分です。
また、お菓子だけでなく、甘口のワインやシェリーなどのお酒に、チーズやドライフルーツなどを添えたりするのも、スイーツが苦手な人にも楽しんでいただけます。
食後酒は消化の促進や満足感につながるので、お酒とスイーツのマリアージュなどを試してみても良いかもしれません。
6:ゲスト参加型料理
ホストばかりが動き回って料理を提供するのは、ゲストにとっても落ち着かない場合もあります。
ホストもゲストと共に食を楽しむパーティーにするためにも、ゲストに参加してもらえるようなメニューも取り入れると便利です。
手巻き寿司など材料だけ用意しておいて、個々に作ってもらえるようなものやホットプレートなどを使った、目の前で一緒に仕上げていくメニューは、会話も弾み、より楽しく記憶に残るシーンを提供することができます。
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