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レポート|partycreation「Summer Party2024」

作成者: partycreation編集部|2024/08/20

こんにちは、partycreation編集部です。(https://party-creation.com

7月31日、東京・表参道にあるpartycreationショールームで、ウェディングプランナーやフラワーコーディネーターとして活躍する皆様をお招きして『partycreation Summer Party2024』を開催しました。

このイベントは、日頃partycreationをご利用いただいている皆様に向けて、学びや交流の場を作れないか…そんな思いからスタートし、今年で3回目の開催になります。

オープニングでは、partycreation・eterbleのクリエイティブディレクターである葉山泰子氏より、ご挨拶と本日の流れ、そして会場となった「partycreationショールーム」についてご紹介をしました。

その後、トークライブ、テーブルコーディネートの実践、交流会、質疑応答の4つのプログラムを実施。今回は「トークライブ」と「質疑応答」の模様を中心に、レポートをお届けします。


◆キーワードは「自分らしさ・スタイリッシュ・韓国ウェディング」

ウェブメディア『ARCHDAYS』編集長の井上絢香氏と葉山氏による対談は、ウェディングやイベントプランニングに役立つトレンド情報をテーマに、約60分にわたり繰り広げられました。


井上氏はウェブメディアの編集長、葉山氏はクリエイティブディレクターの肩書を持ちながら、ウェディングプランナーとしても第一線で活躍しています。

現場で今何が求められているのか、プランニングで気を付けていることは?等、リアリティのある話が、冒頭から続きました。

そして話題は、ウェディングのインテリアやテーブルコーディネートのトレンドについて。井上氏からは「自分らしさ」「ナチュラルからスタイリッシュへ」「韓国ウエディング」の3つのキーワードが挙げられました。

<2024年ウェディングのインテリアやテーブルコーディネートのトレンド>

① 自分らしさ
色や質感のニュアンスに至るまで「自分の好き」や「キュンとする」を取り入れたいという意識や要望が高まっている。その想いをくみ取って「自分のためだけにプロが選んでくれたもの」に価値を感じてくれる傾向。

② ナチュラルからスタイリッシュへ
ドレスやインテリアのテイストが、これまでのナチュラルなものから「スタイリッシュ」に移行しはじめている。例えばドレスで言えば、タイトで装飾が少ないもの。「引き算の美しさ」かつ「上質なもの」が今季支持されている。

③ 韓国ウエディング
Instagram や Pinterest 等で発信されている、韓国ウエディングのイメージビジュアルがプランニングの相談時に持ち込まれることが多くなった。オフホワイトで統一したインテリア等、まさに先述のスタイリッシュに通じるところ。

 

◆秋冬テーブルコーディネートを先行公開

葉山氏からは、毎年partycreationが発表しているトレンドコーディネートについて詳しく解説がありました。



井上氏と同じくテーブルコーディネートにも「自分らしさ」の表現が重要だと話す葉山氏。自分らしいオリジナルのテーブルコーディネートをつくるためには、「テーマカラー」と「スタイル」の摺合せと言語化から始めることで、クライアントの要望が実現しやすくなるのだそう。この日配布された資料を使いながら、partycreationが提案する2024年のテーマカラーとスタイルについて解説が続きました。

<partycreationが提案する「トレンドテーブルコーディネート」とは?>
partycreationは、世界が注目するハイムテキスタイルトレンドやパントン社が毎年発表するトレンドカラーをベンチマークし、2024年のコーディネートトレンドを予測しています。

<2024年世界の注目カラー&スタイル>
① スタイル「カラフル」
 ・・・鮮やかさとダイナミックなトーン色
② スタイル「モノトーン」
 ・・・ニュアンスのある洗練されたアンダートーン
③ スタイル「アースカラー(ニュアンスカラー)」
 ・・・温かみのあるくすみがかかった洗練された中間色
④ スタイル「ナチュラル」
 ・・・温かみのある、柔らかく落ちついた土色
➄ ピーチファズ
 ・・・カラー・オブ・ザ・イヤー2024で選ばれた色。桃の実のように淡いオレンジトーン(ピーチとオレンジの中間色)




そして、今回イベントの目玉となったのは、partycreationとARCHDAYSがタッグを組んで提案する「2024年トレンドテーブルコーディネート」の紹介です。年始に発表された春夏のコーディネートに続き、秋冬のコーディネートが本イベントで先行お披露目されました。

この取り組みは、最新のニーズを踏まえながら、ARCHDAYSの編集部とpartycreationの専属コーディネーターがトレンドテーブルコーディネートとして制作・表現したものです。

実際に制作にあたったpartycreationのコーディネーター渡辺氏より、秋冬コーディネートの「韓国風ウィンターホワイト」「こっくりカラー×ピーチファズ」について、コーディネートのポイント解説が行われました。

<partycreation×ARCHDAYSが提案する
 2024年トレンドテーブルコーディネート>

春夏コーディネート
・エレガントパステル
・ガーデンナチュラルエレガント
・モダンクラシック
・ジューシーピンク

秋冬コーディネート(※本イベントで先行公開)
・韓国風ウィンターホワイト
・こっくりカラー×ピーチファズ
・オールドオリエンタル
・フレッシュエレガント




◆テーブルのアクセントになる「ペーパーアイテム」

今回ARCHDAYSから、テーブルコーディネートのアクセントにもなるARCHDAYSオリジナルの「ペーパーアイテム」のご紹介がありました。新郎新婦のプロフィールBOOK、席札、MENU等、デザインや形もさまざま。

「手作りで制作される方も多いのですが、テーブルコーディネートとあわせたときに、ペーパーと調和が難しく残念なケースもよく目にする」と井上氏。ペーパーアイテムも、プロのテーブルコーディネートにマッチした、トータルコーディネートを意識してほしいという思いから、ARCHDAYSではオーダーメイドでペーパーアイテムの制作・印刷代行のサービスがスタート。細部にわたって「自分らしさ」を追求したい新郎新婦に向けて、役立つサービスになるのではないでしょうか。

 

◆質疑応答「プランニングで気を付けていることは?」「テーブルクロスのサイズは?」

最後に、事前に募集した質問の中から、2つの質問に回答しました。

質問1「プランニングで気を付けていることは?」

井上氏)
新郎新婦の好みをヒアリングして、一組一組に必ずコンセプトシートを作る。写真イメージを送ってもらい、色や質感等、好きなものを紐解いていく。そこからある程度、軸を決めて、ご提案をしていく。結婚式までに、こちらにお任せしていただけるように、信頼関係を築くコミュニケーションを終始意識している。

葉山氏)
基本的なやり方は井上さんと同じ。私の場合は、遠方や海外のお客様を除いて、100%このpartycreationショールームで必ず打合せをしている。アイテムだけでなく、お花の打合せも同時に行う。クライアントから送付頂いた画像イメージの「好き」や「キュン」についても具体的に「何が」を言語化する。そして、好きか嫌いか、合うか合わないか等、言葉とイメージを一致させていき、ビジュアルを活用しながら決めていく。このように創意工夫しながら夢を叶えるお手伝いをしている。


質問2「テーブルクロスのサイズ選びのポイントは?」

partycreation・岡氏)
テーブルクロスのサイズの選び方が分からないというお問合せは非常に多い。テーブルは大別すると、丸型と角型の2パターン。テーブルクロスの適切なサイズは、丸形は直径+高さ(一般的には700mm×2)、角型は縦+横+高さ(一般的には700mm×2)で算出できる。角型は1800×900(partycreationではSサイズ)が一般的なサイズなので参考にしてほしい。

葉山氏)
日本のホテルや式場で使われているテーブルクロスは、裾が上がってテーブルの脚が見えているケースが多いが、海外では裾は床すれすれの長さが世界標準。本来は世界基準に合わせた方がベター。しかしサーブなどで、事故が起きないようオペレーションには留意していただきたい。

 

◆テーブルコーディネートの実践、交流会

トークライブを終えて、partycreationショールームのアイテムを使ったテーブルコーディネートの実践に挑戦いただきました。さすがはウェディングやイベントプランニングの現場にいる皆様、サクサクとアイテムを選ばれる方も多く見受けられました。しかし、実際にテーブルコーディネートを組んでみると、思い通りにはいかずに悩まれているご様子も。井上氏、葉山氏、そしてpartycreationのコーディネーターも加わって、アドバイスを受けながら、和やかな時間が流れました。


以上、「partycreation Summer Party2024」のイベントレポートをお届けしました。
今回のイベントに参加できなかったプランナー様も、是非partycreationショールームにお越しください。見学・ご相談は無料です。

以下のフォームより、お気軽にお申し込みください。


最後までお読みいただき有難うございました。

次回の記事もお楽しみに!